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文藝春秋社とジャニーズ事務所による「ホモセクハラ裁判」(後) [スキャンダル]

文藝春秋社法務部の話はさらに続く。

ー控訴審判決は実質勝訴だと思いますが、実際には一二〇万円ほど支払っていますね。一般の人からみると、何だやっぱり払ったんじゃないかと。

結局は払ったから裁判は敗訴なんじゃないかと思うムキもあるかと思うのですが、このあたりいかがですか。

「あれは一つの事件ですが、二つに分けて考えて頂くといいと思うんですね。一つはジャニー喜多川のホモセク行為があったかどうかという裁判。もう一つはこれまでと同じような名誉毀損裁判。少年たちに合宿所で飲酒、喫煙させていた件や、ジュニアの万引き事件を封印した件などです。

後者については、こちらの主張が全面的には認められず、一二〇万円を支払えとなった。まあその点では、記事を書く上での反省点もあると真撃に受け止めなければならないとは思っています。

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で、ホモセク行為があったかどうかについてはまあこちらも名誉毀損なんですが、完全に勝訴した。結果、トータルすると八八〇万円と言われたのが一二〇万円になったわけですから、差引で七六〇万少なくなった。これはどう考えても勝ったことになるわけですよ」

ーたしかにそうなんですが、一般の人は、でも文春はお金払っているよね、と思いがちですよね。

「一般の人はたしかにそうです。それについては、先ほど言った他のメディアの書き方がちょっとアンフェアではないかという気がします。中身をきちんと分析して伝えない」

ーメインは「ホモセクシャル行為」であって、そこを見て欲しいと。

「最高裁の判例には、主要な部分についての真実性を証明すればそれで事足りると書いてあります。一つの訴訟があったとして、その主要な部分、今回でいえば少年たちへのホモセクシャル行為、これを立証したわけですから本来は一〇〇%勝ってもいい」

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